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診断

負担の軽い脱腸の治療法

太もも付け根違和感の正体

腰をおさえる男性

どのような病気でも、治療のために手術を受けるのは一大決心が要るものです。麻酔の下で行われるとは言え、体にメスを入れられるのですから怖いと感じる人は少なくありません。がんのように深刻な病気でなくても、虫垂炎や脱腸で手術を受ける人は大勢います。このうち脱腸は、正式な病名を鼠径ヘルニアと言います。太ももの付け根で腸などの臓器が筋膜の隙間からはみ出し、こぶやできもののように膨らんでくる病気が鼠径ヘルニアです。指で押せば引っ込むのが普通ですが、悪化すると痛みを伴うようになります。太ももの付け根に違和感を感じるようなら、真っ先にこの鼠径ヘルニアが疑われるのです。脱腸と言えば子供に多い病気と思われがちですが、むしろ中年以降の男性に多い傾向が見られます。女性でも妊娠をきっかけに発症することがあるので要注意です。腹筋が弱ってくるために発症しやすくなると考えられています。鼠径ヘルニアを治すには、手術が唯一の方法です。薬など他の方法では飛び出した腸が元に戻ることはありません。手術方法も進歩しており、何日も入院を強いられたり何カ月も安静にしなければならなかったりすることはなくなりました。

日帰りできる全身麻酔も

鼠径ヘルニアの手術と言えば、かつては筋膜の隙間を縫い合わせて腸がはみ出さないようにしていました。この方法は比較的難易度が低く、たいていの外科医なら対応できるものです。その代わり術後には痛みが残り、歩いたり仕事をしたりできるようになるまで時間がかかってしまいます。現在では手術にポリプロピレン製の人工膜を使うのが主流です。筋膜の隙間を縫い合わせる代わりにメッシュやプラグで穴を塞ぐため、術後の痛みも少ないのがメリットです。メッシュで補強するダイレクトクーゲル法やポリソフト法の他、プラグで塞ぐメッシュプラグ法などがあります。麻酔方法には局所麻酔と全身麻酔があり、局所麻酔の方が術後短時間で動けるため日帰りも可能です。ヘルニアが大きい場合や肥満体型の人には局所麻酔が向きませんが、最近は日帰りできる全身麻酔も登場して人気を集めています。麻酔の進歩により、鼠径ヘルニアの手術は以前と比べて負担が大幅に軽減されました。鼠径ヘルニア手術の実績が多い外科医ほど確かな腕を持っており、術後の経過も良いものです。そうした名医に手術してもらえれば、合併症や再発も少ないため鼠径ヘルニアも決して怖い病気ではないのです。

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